1被保険者の種別
| 種別 | 対象 |
|---|---|
| 第1号被保険者 | 自営業者・学生・無職など(20歳以上60歳未満)。保険料を自分で納付 |
| 第2号被保険者 | 厚生年金の加入者(会社員・公務員) |
| 第3号被保険者 | 第2号に扶養される配偶者(保険料負担なし) |
📌
国民年金は20歳以上60歳未満の全国民が加入。第1〜3号の区別と、保険料免除・猶予制度が頻出。
2基礎年金の給付
| 給付 | 内容 |
|---|---|
| 老齢基礎年金 | 原則65歳から。受給資格期間(保険料納付+免除等)が10年以上で受給 |
| 繰上げ・繰下げ | 受給開始を早める(減額)/遅らせる(増額)ことができる |
| 障害基礎年金 | 障害等級1級・2級に該当するとき |
| 遺族基礎年金 | 子のある配偶者または子に支給 |
⚠️ 年金額・保険料額・改定率は毎年改定される。本教材では制度の骨格(年齢・期間・等級)を押さえ、最新額は公式で確認すること。
保険料・免除・任意加入
| 用語 | 内容 |
|---|---|
| 保険料 | 第1号被保険者は定額。第3号は負担なし |
| 法定免除 | 障害基礎年金受給者・生活保護受給者など、当然に免除 |
| 申請免除 | 所得が低い場合に申請して免除(全額・一部) |
| 学生納付特例・納付猶予 | 学生や一定年齢以下の低所得者の保険料納付を猶予 |
| 付加年金 | 第1号が付加保険料を上乗せ納付すると将来の年金が増える |
📌
免除・猶予の種類(法定免除/申請免除/学生納付特例/納付猶予)の区別が頻出。第3号は保険料負担なし。
3理解度チェック
Q1. 老齢基礎年金の受給資格期間は?
Q2. 第2号被保険者に扶養される配偶者は?
Q3. 老齢基礎年金の原則の受給開始年齢は?
Q4. 学生の保険料納付を猶予する制度は?
Q5. 第3号被保険者の保険料負担は?
4じっくり理解
かみ砕くと?
国民年金は「20歳以上の全国民が入る“1階部分”」の年金。会社員も自営業者も共通の土台で、ここに厚生年金(2階)が乗ります。
具体例で見る(被保険者の種別)
会社員の夫は第2号、その専業主婦(夫)は第3号(保険料の自己負担なし)、自営業や学生は第1号(自分で定額を納付)。同じ家庭でも立場で種別が変わります。
📌
覚え方/ひっかけ:受給資格期間は「10年」(昔の25年から短縮された)。老齢基礎年金の受給開始は原則65歳。古い数字を書かせるひっかけに注意。
⚠️ つまずき:第3号は保険料を自分で払っていないのに将来年金が出る(制度が肩代わり)。また「免除」と「未納」は別物——免除期間は年金額に一部反映されるが、未納はまったく反映されない。
5まとめ
3行でおさらい
① 20〜60歳の全国民が加入。第1号(自営)・第2号(被用者)・第3号(扶養配偶者)。
② 老齢基礎年金は原則65歳・受給資格期間10年。繰上げ/繰下げあり。
③ 障害は1級・2級、遺族は子のある配偶者か子。額は毎年改定。